今日、大磯の国道一号を歩いていたら「湘南発祥の地」という碑文を見つけました。
銘板によると「祟雪という人が寛文4年(1664)頃、西行法師の詠んだ名歌
『こころなき身にもあはれは知られけり 鴫立澤の秋の夕暮れ』
を慕って草庵をここに結び標石をたて東海道を往還する旅人に鴫立澤を示し「著盡湘南清絶地」と景勝を讃えて刻んだのがはじめです
中国湖南省にある洞庭湖のほとり湘江の南側を湘南といい、大磯がこの地に似ているところから湘南と呼ばれるようになりました」
とあります。
碑のすぐ脇には「旧跡 鴫立澤」という、なんかいい感じの建物が。国道沿いにあるのに、今まで全然気がつかなかった。大磯町役場のすぐ近所なんですよ。国道脇にこんなのがあるなんて、驚き。
「鴫立」っていうと、ケーキの「鴫立亭」くらいしかしりませんでしたが、なかなかいわれのある土地なんですよね。